新宿区のハザードマップをじっくり見てみよう!
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目次
新宿区のハザードマップを見てみよう!
ハザードマップでは何がわかるの?
ハザードマップは、地域におけるさまざまな自然災害のリスクを示す地図です。ハザードマップから得られる主な情報には以下のようなものがあります。
- 洪水リスク: 河川の氾濫や豪雨による浸水の可能性が示されています。地域によっては、浸水する可能性のある地域の深さや浸水までの時間が示されることもあります。
- 土砂災害リスク: 土砂崩れや地滑りの危険があるエリアが示されます。これにより、特に降雨時の安全な避難経路や避難先を事前に知ることができます。
- 地震リスク: 地震による揺れの予想強度や、液状化のリスクがある地域が示される場合があります。これは、建物の耐震設計や避難計画の策定に役立ちます。
- 津波リスク: 海岸近くの地域では、津波の到達可能な範囲や高さ、避難ルートや避難所の情報が記載されています。
- 火山リスク: 火山が近い地域では、火山灰の降下範囲や溶岩流の可能性が示されることがあります。
これらの情報は、住民が災害に対して備える上で非常に重要です。避難計画の策定、防災用品の準備、安全な避難場所の把握など、災害時の対応を計画する際に役立ちます。ハザードマップは、市町村のホームページや防災関連の公的機関のウェブサイトで入手することができます。自宅や職場、学校など、日常生活で頻繁に訪れる場所のハザードマップを確認し、災害発生時の対策を準備しておくことが推奨されます。
新宿区における洪水危険地域は?
新宿区の洪水危険地域は?
西武新宿線下落合駅の東側で合流する地点や、再度合流する高田馬場3丁目周辺で氾濫のリスクが高まります。
新宿区の洪水危険地域
新宿区には、妙正寺川と神田川という二つの一級河川が流れています。
妙正寺川
- 水源: 杉並区の妙正寺公園内の妙正寺池。
- 流路: 中野区を通り、江古田川と合流して新宿区へ。
- 特徴: 治水事業により、川は合流しているものの、実質的には二本並走しているような形状で、増水時に水が分散される設計。
神田川
- 水源: 三鷹市の井の頭公園の井の頭池。
- 流路: 杉並区・中野区を経由し、善福寺川と合流して新宿区へ。
- 特徴: 同様に治水事業が施され、高田馬場3丁目で妙正寺川と完全に合流。
洪水のリスク
- 河川氾濫: 大雨の際、妙正寺川と神田川が氾濫する可能性があります。これらの川は、特に西武新宿線下落合駅の東側で合流する地点や、再度合流する高田馬場3丁目周辺で氾濫のリスクが高まります。
- 内水氾濫: 大雨で地面に降った水が下水道を通じて処理しきれずに溢れ出すことがあります。この場合、道路や低地が浸水し、生活に影響を及ぼす可能性があります。
地名の由来
- 落合: この地名は、妙正寺川と神田川が「落ち合う」、つまり合流する場所であることに由来しています。
- 高田馬場3丁目周辺:再度合流地点。
総合的な考察
- 新宿区における洪水リスクは、河川氾濫と内水氾濫の両方から発生します。治水事業による対策が施されているものの、大雨の際には依然として洪水の危険があります。ハザードマップを参照し、特に危険度が高い地域や時期には十分な警戒が必要です。
高潮と洪水は何が違うの?
高潮と洪水は何が違うの?
高潮と洪水は、水害の形態として似ている部分がありますが、発生原因や特徴において異なる点がいくつかあります。
高潮
- 原因: 高潮は主に、台風や強い低気圧によって海水面が上昇する現象です。強風によって海水が押し上げられることで、通常よりも水位が高くなります。
- 特徴: 海沿いの地域や河口付近で主に発生します。海水が陸地に押し寄せるため、塩分を含む海水が内陸部に入り込むことがあります。
- 影響: 海岸線の浸食、塩害、沿岸部の住宅や施設への被害などが主な影響です。
洪水
- 原因: 洪水は、長時間の大雨や豪雨、台風、雪解け水などによって河川の水位が急激に上昇し、河川が氾濫することで発生します。
- 特徴: 主に河川沿いや低地で発生し、内陸部にも広がる可能性があります。河川の水量が増えることで、堤防を超えて周囲の土地に広がります。
- 影響: 土砂災害、住宅や農地の浸水、ライフラインの寸断などが主な影響です。
共通点と対策
どちらも大きな被害を引き起こす可能性があり、事前の準備と適切な対応が重要です。ハザードマップを活用してリスクエリアを把握し、避難計画を立てることが推奨されます。また、災害情報に注意を払い、早めの避難を心がけることが大切です。
新宿区の高潮浸水想定区域図(浸水図)
こちらも神田川流域が高潮になる可能性が高そうです。
神田川流域における浸水被害とその対策
過去の神田川流域における浸水被害や、注意する地域は?
神田川流域における浸水被害とその対策について、わかりやすく説明します。
浸水被害の背景
- 集中豪雨の影響: 1999年から2005年の間、神田川流域では26回の降雨による浸水被害がありました。このうち21回が集中豪雨によるもので、浸水被害の90%以上が集中豪雨によって引き起こされています。
- 台風による被害: 一方で、台風による被害も20%程度あり、集中豪雨と台風による流域の流出特性には違いがあるため、台風対策も重要です。
現状の治水水準
- 神田川流域全体の治水水準は、1時間に40mmの雨量に対応していますが、地域によっては30mmの雨量にしか対応していない場所もあります。
浸水被害と60分雨量の関係
- 浸水被害と密接に関係しているのが「60分雨量」、つまり1時間に降る雨の量です。この雨量の空間分布形は、最大雨量の大きさによって決まります。集中豪雨と台風では大きな差はありません。
治水施設の計画
- 1時間に50mm以上の雨量に対応する治水施設の計画では、局地的な雨量を重視し、流域全体の規模を考慮する必要があります。
特に注意が必要な地域
- 妙正寺川及び江古田川流域は、局地的な大雨が発生しやすい地域であり、ここでは特に早期の対策が必要です。
神田川流域における浸水被害は主に集中豪雨によるもので、台風による被害も無視できません。現在の治水水準では対応できない規模の雨量もあり、特に局地的な大雨に対する対策が重要です。治水施設の計画や改善には、これらの点を考慮する必要があります。
新宿区HPの更新情報あり
【東京都】水害ハザードマップの改定について(新宿区・八王子市)
水害ハザードマップについて、下記のとおり新規作成・変更の通知がありましたのでお知らせいたします。
○新宿区
1)ハザードマップ名称:・新宿区洪水ハザードマップ
2)公表年月日:・令和3年9月8日(水)
3)公表先:・区役所窓口
・区HP:https://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/file03_00016.html
4)主な改定内容:・隅田川及び新河岸川流域浸水予想区域図の改定による見直し
・城南地区河川流域浸水予想区域図の改定による見直し
・浸水の深さを示す区分を5 段階表示から6 段階表示に見直し
・令和3年5月20 日付け災害対策基本法一部改正による避難情報の変更 等
5)区の問合せ先:・新宿区危機管理担当部危機管理課
電 話:03-5273-4592(直通)
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