購入
2022/04/04

不動産購入って何から始めたらいいの?

不動産を購入したいけれど、何から手をつけたらいいかわからない。
こんな人は意外と多いです。欲しい不動産もさまざま、予算も人それぞれですよね。

情報だけあふれていても、とても自分にぴったりの不動産は探せません。
今回はそんな迷える人のために、不動産購入に最初に行うべきことから物件を探しだすところまでをまとめてみました。

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物件を探す前にこれだけやっておこう

やっておいた方がいいことが以下の4点です

  • ライフプランを考えよう
  • エリアを絞ろう
  • 資金計画をつくろう
  • ネットと実地の両輪で探そう

ネット上には物件情報があふれています。
物件情報を見て新しい生活を想像するのは楽しいですが、実際に物件を探す前に上記に上げたライフプランを考えたり、住むエリアを絞ったりなどやっておいた方がよいことがあります。

上記4点を見直したりきちんと考えていると、物件を探す際や物件が見つかった後がとても楽になります。

ライフプランや資金計画を一度決めたからといってずっと同じものにこだわる必要はありません。
事情が変わればその都度変更すればいいです。

各項目をみていきましょう。

ライフプランを考えよう


まずは、自分と家族にはどんな家が必要なのか、今後家族にはどんなイベントが待っているのか、考えていきましょう。

ライフプランとして考えるべきは以下の3点です。

  • 家族や仕事の予定の確認
  • ローンをいつまでに返すか
  • 家はどれくらいの広さが必要か

どういうことか解説します。

家族や仕事の予定の確認

まずは今後のライフイベントの確認をしましょう。
例えばお子さんが受験を控えているのに、引っ越しでバタバタするのは控えたいところです。

子どもたちがいつ頃高校や大学に入学してお金がかかるのか、自分の仕事で転勤の可能性があるのか、といった今後予想されるライフイベントをひとつずつ確認してみましょう。

そうすると、いつ頃まで家を買うべきか、今が買い時かどうか、といったことがみえてきます。

ローンをいつまでに返すか

一般的な住宅ローンは35年程度まで借りることができます。
定年は延長が進んだとはいえ、正社員でいられるのは65歳くらいまでが限度です。
そうなると、30歳までに家を買わないと住宅ローンを働いているうちに返せないことになります。

対策として考えられるのは借入期間を短縮するか、どこかで繰り上げ返済をするかです。住宅ローンは不動産を購入する際には切っても切れないものとなっています。

家はどれくらいの広さが必要か

もし現在独身で結婚の予定もないのであれば、ワンルームマンションでもよいでしょう。
家族がいてお子さんがいて、という場合には3LDKといったファミリータイプのマンションや一戸建てが視野に入ります。

一方、お子さんの独立が近い場合には、それほど部屋数がいらないことも。
家族構成やその取り巻く状況によってその家族にフィットする間取りは異なります。

エリアを絞ろう

どこに住むか、ということも重要になります。
通勤時間やスーパーまでの距離、お子さんがいる場合は住む場所によって学区が決まっています。

また、物件価格も場所によって決まってしまいます。場所について考えることは次の3点です。

  • 利便性か広さか
  • 駅まで徒歩何分まで許せるか
  • 学区を重要視するか

それぞれみていきましょう。

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利便性か広さか

利便性を重視するならマンションの購入をおすすめします。
それは基本的にマンションは駅になるべく近い場所に建てられているからです。

その代わり、部屋の面積は狭くなり価格も上昇傾向となります。

反対に利便性は犠牲にして広さを求めることも有効です。家族が多いので郊外の一戸建てを検討するのがこのケースとなります。

建物や庭の面積も広くなるものの、駅までは時間がかかることも多くなります。

自分が重視する点は、駅からの近さなのか広さなのか決めておきましょう。

駅まで徒歩何分までが許容範囲か

電車を使って通勤や通学する場合、駅までどれくらいかかるかは大変重要となります。
マンションのセールストークでは、「〇〇駅まで徒歩×分」といったものが多いのもそれだけ駅までの距離が重視されるからです。

反対に郊外などで車通勤であれば駅までの距離はそれほど重視されません。

電車を利用する場合は、最寄り駅から何分くらいが自分や家族が快適なのか考えてみましょう。

学区を重要視するか

一般的には住所によって公立小学校や中学校の学区が決まっています

そして小学校や中学校がブランド化している、反対にあまり評判のよくないこともあるものです。
もしお子さんがいて、こうした学区を気にするのであれば最初の段階でエリアを絞っておく必要があります。

資金計画をつくろう

不動産購入でお金の話は切っても切れません。
物件価格はいくらなのか、諸費用はどれくらいかかるか、月々いくら返せるか、といった多くのことを考える必要があります。

資金計画、というと大げさに聞こえますが、頭金とローンの返済額は考えておくことが必要です。資金計画で最低限考えるべきは以下の3点となります。

  • 購入物件の総額
  • 頭金はどれくらい出せるか
  • いくらまでローンを組めるか

大事なお金の話。詳しく解説します。

購入物件の総額

自分のほしいエリアをある程度決めてしまえば、そのエリアの物件相場を把握することができます。

特に新築一戸建てや新築マンションの場合はそのエリアでの売れ筋価格に設定することが多いため、価格水準の把握は容易です。

頭金はどれくらい出せるか

頭金を多く出せば出すほど、月々のローン負担は少なくなります。
このため「頭金はなるべく多く出しましょう」とすすめられることが多いのです。

頭金が多いと月々のローン負担が少なくなるのは確かにその通りですが、注意が必要なこともあります。
それは頭金以外にもある程度まとまったお金を残しておきましょう。
貯金全額を頭金に充当するのは禁物です。家の購入以外にもお金が不意に必要な場合もあります。

万が一の時に備えがないとローン返済を少なくしても急な出費に対応できなくなります。
現在の貯金をどれくらい残しておくのかもしっかり考えましょう。

頭金の目安(不動産購入に必要な費用をシミュレーション付きで解説ブログへ)

いくらまでローンを組めるか

ローンをいくら返していけるかも重要です。

よく手取り額の20%から25%が適正といわれています。
月々の手取り額が30万円なら6万円~8万円程度が無理のない返済額です。

現在賃貸住宅に住んでいるならば、その家賃から考えてもよいでしょう。多額のローンは生活を圧迫します。無理のない返済を心がけましょう。

ネットと実地の両輪で探そう

最後は探し方のお話しです。今やパソコンやスマートフォンで物件情報を検索することができます。不動産の情報サイトもあれば、不動産会社のホームページも盛りだくさんです。こうした情報はもちろん活用すべきですが、昔ながらの足で情報を稼ぐことも廃れてはいません。ここでは物件の探し方についてお話しします。

不動産探しはネットの時代

大手不動産情報サイトはテレビコマーシャルから駅の看板、ポータルサイトの広告まで幅広く宣伝を行なっています。不動産購入を考えていない人でもいくつかの名前は聞いたことがあるでしょう。こうした情報サイトを利用しない手はありません。パソコンやスマートフォンなどを駆使して積極的に探しましょう。

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足で探すことをあなどるなかれ

ネット全盛の時代ですが、自分の足で情報を稼ぐ方法も健在です。まちを歩いていれば、売り物件の看板や建築中の現場に出くわすことがあります。こうした情報はまさに足で稼いだ情報です。場合によってはまだネットに上がっていないこともあります。自分で直接手に入れた情報、自分の足で探した情報もあなどることはできないのです。

新築戸建住宅・新築マンションの探し方

ここからいよいよ物件探しとなります。物件は大きく2種類あり、新築物件と中古物件です。新築物件と中古物件では探し方が少々異なります。それは販売元がそれぞれ違うからです。まずは新築戸建住宅や新築マンションの探し方からみていきましょう。

まずは情報収集から

まずは情報収集です。最初はネットでの検索がメインになるでしょう。新築物件の場合は、新聞広告が入っている場合やその物件独自のホームページを開設していこともあります。特にマンションの場合は10戸から20戸程度が同時に発売されることから、ある程度その中から選択することも可能です。

モデルルームに行ってみよう

新築マンションの場合、多くの場合モデルルームが設置されています。一戸建ての場合はオープンハウスです。これらが設置されていれば積極的に見にいきましょう。モデルルーム特有の豪華な設備に惑わされなければ、とても参考になります。マンションの場合は現地モデルルームとマンションとは別の場所にモデルルームがある場合も。駅までの距離などが異なるため、こうした場合は注意が必要です。

いつから入居できるか要確認

新築物件の場合、モデルルームやオープンハウスは物件全体が完成するよりも前に開設されます。このため、完成時期によっては自分たちの都合と合わないこともあるのです。このため、いつ頃完成し、いつから入居できるのか確認することが必要となります。特に新型コロナウイルス感染症拡大の影響で建設現場も影響がでているとのこと。予定通りにいかないこともあります。

中古戸建住宅・中古マンションの探し方

続いて中古戸建住宅や中古マンションです。中古物件の場合は新築物件のように大々的に広告を打つことは多くありません。ネットでの情報や不動産業者からの情報が多くのウェイトを占めます。どのような点に注意すべきかみていきましょう。


こちらも情報収集が大事
中古戸建住宅や中古マンションの場合、所有者が個人の場合もあります。このため、新築物件のようにお金をかけて広告に掲載することは多くないのです。せいぜい、不動産業者が持っている広告枠に掲載する程度でしょう。掲載料が少なくて済むネット上での情報が大きな割合を占めてきます。


誰をパートナーにするか
中古物件を探す場合には、不動産業者に仲介を依頼することが一般的です。仲介をどこに依頼するか、誰を仲介のパートナーにするかによって成約までの期間、価格、条件なども左右されます。大手や中小などの規模によらず、ターゲットとなるエリアをよく知っている不動産業者を選ぶべきです。


リフォームが必要か確認
中古戸建住宅や中古マンションの場合、リフォームが必要な場合もあります。また、業者が買い取ってリフォームした物件も再販物件として売買されているのです。あえてリフォーム前の物件を安く購入し、自分好みにリフォームすることも増えています。リフォームの規模、程度によって費用は異なりますので、リフォームが必要かどうか見極めることが必要です。

まとめ

中古マンション・新築マンションを購入したいけど何から始めたらいいかわからない方、まずは、ライフプラン、エリアを絞る、資金計画、ネットと実地の両輪で探すことをしてみて下さい。また、物件探しなら「Dr.Assetレコメンダー」を是非、ご活用下さい。AIが最新情報をお届けしてますので、不動産会社巡りをするよりも、お手軽に良質な物件に出会えることもあります。

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